Fリーグ開幕戦の2試合目としてペスカドーラ町田は登場。
会場に入り1試合目が行われているピッチと観客席を見た選手達は感動とやる気が自然と高まっていた。
試合開始から大阪の高いプレスにロングボール等も織り交ぜながら、いつもの早いパス回しで回避する町田。町田は積極的にシュートを放つものの、精度が悪くゴールに結びつかない。均衡していた前半7分、大阪の西村が放ったシュートがGK石渡の体に触れるものの、ゴールに吸い込まれ大阪が先制。またもや先制点を奪われ、落ち着きのなかった2分後の前半8分に大阪の安川に追加点を許す。2-0。しかし町田に焦りはなく、徐々に自分達のやりたいことが出来始めた前半14分、金山のCKからマルコスが相手DFの間をすり抜け、ニアで合わせてゴール。そして前半終了間近の前半19分に続けてマルコスのゴールで試合を振り出しに戻し、前半終了。
ハーフタイムでは、相手のロングボールへの対処や、自分達のやりたいことの確認や修正など、バイアーノ監督から激が飛ぶ。
後半も始まって2分、またもや自分達のミスから大阪の西村に追加点を奪われ、2-3。プレマッチでは、このまま試合が終わっていたこともあったが、バイアーノ監督が合流して3週間、キッチリ叩き込まれた自分達のやりたいことの自信を持っている町田がその後攻める。後半12分、マルコスが奪ったボールを金山が同点弾を決めると、これを皮切りに一気に流れを引き寄せてゴールラッシュ。狩野がすぐの13分にCKを相手GKに当てて逆転弾、14分に久光の追加点、15分にはクロスの浮き球を横江がダイレクトで叩き込み6-3。最後は大阪のパワープレーを凌ぎ、逆に久光が無人のゴールにロングシュートを決めて7-3。開幕戦を勝利で終えた。
開幕戦を勝利で終えたものの、選手も一様に「まだ練習でやっていることがやりきれていない」と口を揃え、バイアーノ監督も「試合の中でどんどん良くなっていったが、まだ自分達のやりたいことがやりきれてない」というように、開幕戦勝利に浮かれることなく、これからまだまだ進化するペスカドーラ町田にご期待下さい!
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