第13回 全日本フットサル選手権
決勝ラウンド

2008年3月7日(金)/13:00試合開始/代々木競技場第一体育館

3
0
3
4
3
1

金山友紀:26分
横江怜:40分
金山友紀:40分

01分:岡田サントスジオゴ
03分:関新
06分:曽根田盛将
40分:関新

 Match report

 決勝トーナメントからは、代々木第一体育館へと会場を移し、Fリーグでは、2勝1敗と勝ち越している相手である、湘南ベルマーレとの一戦。しかし、CASCAVEL時代から全日本選手権においては、相性が悪く気の抜けない一戦であった。
 先発メンバーは石渡、金山、滝田、ホンダ、狩野。開始早々、右サイドの深い位置に流れた湘南の岡田にロングボールが入り、完全に裏を取られた町田は、ディフェンスが戻るも、追いつかず、強いシュートはキーパーをかすめ、先制を許す。続けて、2分、コーナーキックから、速いグラウンダーのシュートをゴール前でコースを変えられ、再び失点。4分には、甲斐と横江を投入するも、5分には再び失点を許す。ここでバイアーノ監督がたまらずタイムアウト。前半の早い段階で3失点を許す展開となった。この後、町田はなんとか持ち直し、徐々に攻撃の時間が長くなる。しかし、湘南のディフェンスは固く、得意のパス回しもいつものスピードが無く、シュートを枠に飛ばすことができない。逆に湘南のカウンターに脅かされる場面もあったが、ディフェンスも集中し、失点を許さない。0-3のまま、前半終了となった。
 後半開始は石渡、森谷、金山、ホンダ、横江。全体的に調子の上がらない前半とは違い、速いパス回しで、スタートから町田がペースを掴んだ。21分には金山のパスから横江が強いシュート。しかし、ポストに嫌われ、ゴールは奪えない。22分には、森谷と金山がワンツーを決め、最後は森谷が強烈なシュートを放つが、これもゴール右へ。25分、ゴール前中央からのフリーキック、甲斐からのパスを左サイドの金山が叩き込み、1-3。1点を返す。この後も町田がボールを支配する。パス回しからチャンスをうかがうが、湘南のディフェンスも集中し、町田のシュートが枠を捉えられず、なかなかゴールを決まらない。36分、町田は滝田をGKにパワープレーを開始。湘南ゴールを脅かすも、シュートが決まらない。そんな中、38分にはホンダと湘南の曽根田がもつれ合い、結果的に両者退場。両チームとも1人少ない状態で、39分、湘南の関にゴールを許し、1−4。ここから、横江、金山が2点を返すも、万事休す。3ー4で試合終了となった。