【マッチレポート】
「前半戦」
ホームの大声援を受けた町田がボールを動かしながら府中ゴールへと向かう。
滝田学、横江怜、森谷優太、宮崎貴史、森岡薫等が数多くのチャンスを作り出すが、府中ゴレイロクロモトのファインセーブ、ディフェンスの堅守により得点を奪うことが出来ずに試合が進んでいく。
なかなかスコアが動かずに迎えた12分、右サイドで得たコーナーの場面、キッカーダニエルサカイからのボールを受けた室田が今試合初得点をスコアボードに刻み込む。ディフェンスをかわした後、思い切りよく振り抜いた右足シュートが府中ネットに突き刺さった。
その後も室田、宮崎のカウンターでチャンスを作り出した町田だったが、得点を奪うには至らずに前半戦を終える。
【町田1−0府中】 <11分44秒:室田祐希>
前半スコア【町田1−0府中】
「後半戦」
後半開始早々、府中キャプテン皆本晃が魅せる。町田のボールを奪った皆本がカウンター攻撃からダニエルサカイをかわし、数的優位状況を確実に結果へと繋げる。皆本からのパスをゴール前フリーで受けた渡邉知晃のシュートが町田ネットの形を変えた。
【町田1−1府中】 <21分23秒:渡邉知晃>
前半とは一変、スコアが動き続ける後半戦となった。29分、左サイドで得たキックインの場面、ダニエルからのパスに中井健介がヘディングで合わせ、リードを奪えば、今度は皆本のコーナーキックに併せた渡邉の強烈なシュートが町田ゴールを揺らす。
【町田2−1府中】 <28分20秒:中井健介>
【町田2−2府中】 <35分14秒:渡邉知晃>
滝田学のコーナーキックに右足で合わせた森岡のシュートが府中ネットの形を変えれば、パワープレーからまたも皆本、渡邉のホットラインが結果を出し、試合を振り出しに戻す。
【町田3−2府中】 <35分55秒:森岡薫>
【町田3−3府中】 <37分50秒:渡邉知晃>
残り時間2分、同点に追いつかれた町田は篠崎隆樹をゴレイロにパワープレーを敢行する。ここから決定的な場面が数多く生まれるのがフットサルの醍醐味のひとつだ。
森岡がシュートを放てば、クロモトがパントキックでパワープレー返しを狙う。
イゴールからの矢のようなスローイングに森岡がヘディングで合わせれば、クロモトがファインセーブでゴールを許さない。
最後の最後までお互いに譲らない試合展開となった町田対府中の今季第2戦の結果はドロー。勝ち点1を分け合う形で幕は閉じた。
後半スコア【町田2−3府中】
合計スコア【町田3−3府中】
・・・・・
リーグ戦もいよいよ第3クールへと突入する。2017年10月21日(土)、町田の対戦相手は今季3戦目となるデウソン神戸だ。今シーズン、神戸との対戦成績は1勝1分け。前節では勝利の瞬間を目前にしながらも、試合終了間際に同点弾を叩きこまれている。
首位名古屋との勝ち点差は「6」。追撃の為に必要なものは、勝ち点「3」のみだ。
「勝て! ペスカドーラ町田」
・・・・・ 第21節を終えた時点での順位等
順位:12チーム中2位
勝ち点:46 − 首位名古屋オーシャンズ(以下名古屋):52
勝敗数:14勝4分3敗 − 名古屋:17勝1分3敗
総得点数:69点 − 名古屋:93点
総失点数:41点 − 名古屋:39点
得失点差:+28 − 名古屋:+54
写真:橋本健(はしもとたけし)
記事:早川治(はやかわおさむ)
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