Fリーグ第3節、前節から続けてのペスカドーラ町田ホームゲームは、関東リーグで数々の名試合を残してきた駒沢オリンピック公園屋内球技場での開催。対するのは優勝候補筆頭と言われる名古屋オーシャンズ。名古屋オーシャンズは監督をマリオに変えての初采配とあって、会場は前節以上の1808人の観衆に埋められた。
スターティングは前節と変わらないホンダ、金山、横江、狩野、石渡の5名のスピードを活かしたセット。開始15秒、名古屋のカウンター、右のサイドから名古屋の北原が放ったシュートは、ブロックに入った町田の滝田に当たり角度を変え、石渡の逆をついてしまい不運なゴールから始まる。早くも1点のビハインドを受けた町田だが、その後は名古屋に対し、ハイプレスから幾度となくチャンスを作るが、ゴールに結びつかない。前半12分、名古屋の北原に決められ0-2。ここで町田がタイムアウト、バイアーノがチームを落ち着かせる。ここからは町田の時間帯。前半16分、ホンダがゴール前で倒されて得たフリーキックは、甲斐から左の宮田へ、宮田から縦へ滝田へ、滝田がインサイドで丁寧に流し込んだ頭脳的なFKが決まる。その後は一進一退の攻防。そして前半終了。
後半開始直後の1分、自陣で名古屋の森岡にボールを奪われ決められ1-3。その直後、名古屋の前田からのパスをパスカットに出た滝田の足に当たって角度を変え、ゴールマウスに吸い込まれる。1-4。町田もその後は攻め立てる。だが、後半10分近くで突然のバイアーノ監督の退席命令が出て、ベンチワークが出来ない状態になった。後半13分頃から狩野をゴレイロにパワープレーを開始。しかし名古屋のディフェンスをなかなか崩せない。惜しいシュートもあったが、枠を捕らえ切れず苦しい時間が続いた後半19分、横江が第2PKを決めて反撃ののろしを上げたが、試合終了。2-4でホームゲーム2連敗となった。
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