ペスカドーラ町田のホームゲーム3戦目は駒沢体育館で開催。
「フットサルの聖地」とも言われる駒沢体育館で、ホーム初勝利を目指す。
前哨戦のスクール対決は町田が勝利しただけに、トップチームも負けられない。
スターティングファイブはGKに松原が入り、FPはすっかり定着したスタートのセット、金山、狩野、マルコス、横江でキックオフ。
黄色サポーターに包まれた熱気のある会場の力にも支えられ、キックオフ直後から積極的なシュートや切り返しの早い守備で町田ペースで試合は進む。しかし、シュートまで行くものの、なかなか得点に結びつかない。対する湘南は野嶋がベンチ外だったものの、ジオゴを中心とした高い技術で町田の攻撃を止める。町田は決定的なチャンスも逃し、前半はこのままスコアレスかと思われた15分、横江の豪快なミドルシュートが決まって1-0。待望の先制点を奪う。湘南も攻めるが、松原の献身的なセーブでゴールを割らせない。

後半始まってすぐの21分、ジオゴからのパスに大地が落ち着いたループシュート。前に出た松原を越えてボールはゴールへ吸い込まれる。湘南の同点弾が決まる。その後は一進一退の攻防。久光(邦)と相根の美しいワンツーで湘南ディフェンスをくぐり抜けるも、最後は湘南の体を張ったディフェンスでシュートまで成らず、対する湘南も後方からのパスに豪快な伊久間のダイレクトシュートがゴールをわずかに外れる…など、お互いのオフェンスの応戦に会場のサポーターの歓声も自然に熱のこもった大声援に変わっていく。そんな中、34分に右サイドの狩野からの折り返しに金山が飛び込んで追加点。大歓声に包まれる。最後は湘南が奥村をGKに入れ、湘南の武器でもある「パワープレー」を決行。町田は一丸となってこれを阻止。体を張ったディフェンスで、シュートまで行かせない。このままタイムアップ。すぐにベンチに駆け寄り喜びを分かち合うフィールドの選手達、3戦目にしてホームゲーム初勝利を飾った。