Fリーグ第6節、アウェーでバルドラール浦安との一戦。湘南ベルマーレに続く、関東リーグの盟友との一戦に勝利し「連勝」と行きたいところ。
1601名の満員の会場でキックオフ。序盤から激しい攻防が繰り広げられるが、前半5分、ミスから浦安・藤井に先制を決められる。それまで良いリズムでディフェンスが出来ていた町田にとって痛い先制。失点で落ち着きがないところ、8分に浦安・稲葉、10分に浦安・中島と立て続けにさらに失点。この時点で3-0と点差が広がる。が、ここで沈む町田ではない。前半12分、CKのこぼれ玉に左サイド角度のないところから横江が決めて3-1、反撃弾が決まる。さらに前半16分、右サイドで囲まれた甲斐が相根へ出しディフェンスを外すと、相根がちょんと後に戻してフリーとなった甲斐がシュート、これが決まって3-2。立て続けに17分、左CKのこぼれ玉が右サイドへ、走り込んだ甲斐が左足一蹴、鮮やかなミドルシュートが決まって3-3。同点に追いつき、試合を振り出しに戻す。
ハーフタイムでは誰もが逆転出来ると活気ある声が飛び交い、お互いのポジションなどの確認を入念に行う。
後半は町田が果敢に攻め立てる。浦安も攻め上がった町田の裏を突いてのカウンターなど、お互い攻防が激しくなるが、得点には結びつかない。そんな中、後半9分、カウンターからキーパーを交わして狩野が決めて3-4、逆転に成功するが、14分、6つめのファールで第2PKを浦安・稲葉に決められ、同点に追いつかれる。その後もファールを取られ、第2PKとなるが、ここは守護神・石渡が体を張ってセーブ。これ以上得点を決めさせない、というチームの気持ちが伝わる。特にフィールドの選手達は本当に疲労の色が見えたが、気迫で決めさせない、そんな空気がひしひしと伝わって来た。残り4分、浦安がパワープレーを敢行。17分、浦安の稲葉に決められ逆転される。ここで今度は町田がパワープレーを決行。シュートチャンスも浦安・GK川原に止められ、ここでタイムアップ。惜敗となった。
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