Fリーグ第9節は湘南ベルマーレとの対戦。アウエイとは言え、会場は町田に近い相模原市総合体育館。ペスカドーラ町田にとっては心強い味方となる黄色いサポーターもスタンドに数多く詰め掛けていた。
ペスカドーラ町田は松原、古庄を怪我で欠き、GKは石渡1名の登録、FPでは金山を欠き、スターティングは石渡、横江、狩野、滝田、ホンダの“スピード”セットで開始。町田は積極的な早いパス回しからシュートチャンスを多く作るが湘南の阿久津の好セーブもありなかなか決められない。対する湘南も前回の対戦では不出場の野嶋からの効果的なパスでシュートを放つが得点には至らない。町田の第2セットは相根、森谷、久光、久光(邦)のプレマッチ以来の“兄弟”セットも。シュートを放つが枠を捕らえ切れず、このまま前半が終わるのかと思われた、前半17分、湘南の豊島に決められ、0-1で前半を折り返す。
後半は風邪の為、体調不調で前半は控えにいた甲斐を投入。甲斐、相根、久光、森谷のセットでスタート。甲斐を起点にボールを回し、攻めに出る町田だが、逆にカウンターから後半4分、湘南のリカルドに決められ0-2。しかしその後すぐの後半5分、相根が中央でファールを受け、得たフリーキックを横江から右サイドの甲斐へ、インサイドで丁寧に狙った甲斐のシュートがゴールに突き刺さる。1-2。反撃ムードのついた町田だが、早くも5ファールとなってしまい、なかなか勢いに乗ることが出来ない。後半10分、湘南の荻窪に決められ1-3。後半5分を切ったところで、狩野がGKユニフォームでピッチに登場、パワープレーに出る。後半18分、狩野のパスを左サイドの滝田が、角度のないところからシュートを決めて2-3。その後すぐの後半18分、ゴール前の混戦からホンダが決めて3-3。とうとう同点に追いつくが、町田は勝点を積み上げる為にも勝負に拘り、このままパワープレーを決行。しかし、39分、湘南の関のロングシュートは横江が懸命に追いかけるものの無人のゴールへボールが吸い込まれてしまい4-3。最後の1秒、相手陣内で得たキックインにはGKの石渡も上がりシュートを放つが、湘南のディフェンスに阻まれタイムアップ。惜敗となった。
|