Fリーグ第10節、ペスカドーラ町田の対戦相手はデウソン神戸、1巡目で敗戦してしまっただけにに二度は負けたくない相手。町田市立総合体育館での今期最後のホームゲームとあって、会場前には400名以上の長蛇の列、ペスカドーラ町田サポーターの期待も大きかった。
デウソン神戸のキックオフで試合開始。積極的に仕掛ける町田に対してカウンターを狙う神戸。前半3分、神戸の原田が中央からドリブルで持ち込み、シュートを放つと、左スミに決まってゴール。先制点は神戸。しかし、前半5分、森谷が中央から右サイドへドリブル、ファーサイドを狙ったシュートパスに相根がヒールで流し込む美しいゴールが決まり、1-1とすぐに試合を振り出しに戻す。ここからお互いに激しい攻防でファールの数もお互い貯まっていく。前半10分、カウンターから神戸の田中に決められ1-2、対する町田も前半12分、相手ディフェンスからボールを奪った甲斐が中央の相根に預けると、キープした相根から右に走り込んだ甲斐に再びパス、甲斐が狭いスペースでのゴレイロとの1対1を華麗に交わしゴール。2-2。しかし、後半14分、またもや神戸の原田に決められ2-3。取っては取られて…のシーソーゲームとなった。前半15分、町田が6つ目のファールで第2PKを与えてしまうが、ここはゴレイロの石渡がナイスセーブ。これ以上、引き離されないと気合いが感じられる。前半16分には町田にも第2PKが与えられるが、1度入った横江の第2PKは蹴り直しを命じられ、2度目は外してしまう。そのまま2-3で前半終了。
後半も得点が動く、後半3分、神戸の脇がボールを奪いそのままゴール。2-4。町田もシュートチャンスを作るが決めきれず、5ファールも重なり積極的に行けなくなる。神戸は守りを固めていく。しかし、神戸も激しいチャージで町田を止めて、後半11分には神戸が5ファールに。後半12分の第2PKは横江が外すが、後半14分の第2PKは後呂がゴール右上に決めて3-4。そして残り5分から狩野をゴレイロに入れてパワープレー開始。しかし後半16分、神戸のフランキが町田のパワープレーをカット、そのままドリブルで独走し、ゴールに流し込む。5-3。後半17分にはキックインからのこぼれ玉を神戸のブルノがゴール。3-6。3点のビハインドを持つ町田だか決して諦めない。後半19分、金山が右の横江にパス、角度のないところからゴレイロの股を抜くゴールを決めて、4-6。さらに後半19分、第2PKを横江が左スミに決めて5-6。あと1点を奪いたい町田はシュートチャンスを作るものの、決めきれずそのまま5-6で惜敗した。
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