Fリーグ2007も折り返しの第11節。アウエイで名古屋オーシャンズとの対戦。2連敗を脱する為に、そして上位との勝ち点差を埋める為にどうしても勝ちたいペスカドーラ町田。対する名古屋もホームアリーナの赤いサポーター達の前で負けられない。期待の通り熱い一戦となった。
スターティングは「スピードセット」のホンダ、横江、金山、狩野、そして石渡。開始から町田のオフェンスが光る。3分、相手CKからボールを奪ってカウンターで横江が独走するが、最後は名古屋選手が追いつき、シュートブロックに阻まれる。6分にはFKから立て続けにゴールチャンスを得て、サイドからのシュートパスに横江が滑り込むが、ゴール枠を外れる。7分には右の滝田からのシュートパスがわずがに甲斐に合わず。ここまで完全に町田ペースで試合が進む。しかし、名古屋もチャンスには確実にシュートを打ってくる。7分には名古屋のラファエルがフェイントでDFを外し、強烈なシュートを放つが石渡が右足一本で止める。前半10分には早くも名古屋に5ファールに。しかし、名古屋もここからペースを上げ、12分にはビッグチャンスも町田の選手が全員で体を張って止め、ゴールを割らせない。一進一退の攻防が続く。得点が動いたのは前半15分、名古屋のファールで町田に第2PK、横江が冷静に決めて0-1。先制点を奪う。しかし、18分にゴール前、一瞬のスキを突かれ、マルキーニョスからボラのシュートがゴールを揺らす。1-1。立て続けの18分に最後尾にいた狩野がボールを奪いに来た名古屋選手に倒されたもののファールに成らず、石渡と2対1となり、丸山が最後に押し込み、2-1。ここで前半終了。
前半はボールを支配してたものの得点には至らず、ハーフタイムではバイアーノから冷静な指示が飛ぶ。後半は名古屋は守備を意識してカウンターを狙うが、町田のディフェンスがゴールを決して許さない。町田もシュートチャンスを掴むがゴールまでは至らず。お互いに一進一退の攻防が続く。ボールの支配率は後半でも町田が掴むが、名古屋の堅いディフェンスをなかなか崩せない。10分過ぎに横江が負傷退場。しかし、後半から出場した森谷などがアグレッシブにシュートを放つがそれでも得点には至らない。残り3分で、町田はタイムアウト、狩野をGKに入れてパワープレーに出るが、後半18分、ボールを奪われカウンターに。狩野がゴール前を守るが、丸山に決められ、3-1。その後もパワープレーからシュートチャンスを得るが、決めきれず試合終了。惜敗となった。
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