2連戦の2日目、Fリーグ第13節はバサジィ大分との対戦。前回のホームゲームでは8-0で大勝し、町田市立総合体育館での初勝利を飾った。しかし今回は大分も充分に準備をしてこの雪辱を晴らす為に挑んでくる、気の抜けない一戦であった。

スターティングは前日と同様、狩野、金山、滝田、ホンダ、石渡。バサジィのキックオフで試合開始。開始から町田は積極的にゴールを狙う。それがすぐに結果に繋がる。前半1分、ボールを受け、右サイドをドリブルで駈け上がった金山が角度のないところから、ファーのサイドネットに突き刺すゴール、先制点を挙げる。一気に流れが町田へ。その後もパス回しから中央の滝田が浮かせたパスを金山がダイレクトで狙ったシュートはわずかに外れ、ホンダからのシュートパスに金山がファーで詰めたが、大分のGKが弾いたところに狩野が詰めたがシュートは上へ。対する大分は出場停止明けの松田マルシオが前線に張り、ボールをマルシオに集めるが、町田のディフェンスが早く、なかなかゴールに繋がらない。畳み掛ける町田の攻撃に、前半6分で大分はタイムアウトを取る。その後は大分が前からプレスを仕掛けてくる。町田も素早いプレスで大分からボールを奪う。一進一退の攻防が続く。前半15分、滝田が大分のロングボールをカット、そのまま中央をドリブルで駈け上がり、大分選手を引きつけてから右のホンダへパス、ホンダは大分のDF選手とキーパーをフェイントで交わし、そのまま鮮やかにゴールを決めろ。2-0。このまま前半終了。

後半開始早々に気持ちが緩んだ隙を突かれ、大分の加口に1点を返されるものの、相根のシュートは惜しくもバーを叩くなど、町田のゴールを狙う積極的な姿勢は変わらない。後半5分金山が放ったシュートがこぼれ、ゴール前が混戦となったところ、久光が最後に詰めて3-1。大分を引き離す。その後すぐに大分の千綿リカルドが2枚目のイエローで退場してしまい、2分間、大分が1名少ない状況に。後半5分、最後尾で滝田と甲斐がパス交換。大分は引いて守るが、少しマークがずれた隙を突いて、滝田がミドルシュート。これが決まって4-1。このままでは終われないと思った大分は、激しく前からプレスをかける。町田は前線に素早くボールを送ってこれに対応するも後半11分、またもや大分の加口に決められ4-2。その後はお互いに攻め合いになり、甲斐のシュートがバーを叩くなどの惜しいシュートや、抜け出した大分選手と1対1を石渡がセーブするなど、お互いに得点には至らず、試合終了。セントラル長野ラウンドは2連勝で終えた。