【マッチレポート】
2015年5月29日(金)に行われた第5節バサジィ大分戦での負傷により、戦線離脱を余儀なくされていたNO10ボラがピッチに戻ってきた。7試合という長い期間、ピッチから遠ざかっていたにも関わらず、点取り屋の嗅覚は全く衰えを見せない。
12分、北海道陣内右サイドで得たキックインの場面、キッカーNO8滝田学から流れる様なパスが通る。NO7金山友紀、左サイドNO13中井健介と繋ぎ、最後はファーサイドゴール前へと走り込んだボラが左足で合わせ、北海道ネットを揺らす。
【北海道0−1町田】
19分、北海道はゴレイロNO1関口優志から右サイドのNO22神敬治、NO9十川祐樹、左サイドゴール前へと走り込んだNO7室田祐希と繋ぎ、決定的場面を作り出すが、NO1ゴレイロのイゴールがシュートを打たせない。
ファインセーブで一度は難を逃れたかに見えたが、こぼれ球を拾ったNO17水上玄太が巧みな足技でイゴールをかわし、豪快な左足シュートを町田ネットに突き刺した。
【北海道1−1町田】
前半スコア【北海道1−1町田】
「後半戦」
後半開始早々の22秒、NO18本田拓磨のキックインからのボールを豪快に振り抜いたNO14上貝修の強烈なシュートがオウンゴールを誘ってしまう。【北海道2−1町田】
ビハインド状況では試合の進め方の選択肢が限られてくる。早い時間帯で追いつきたい町田は、27分、精力的にピッチを走り続けた金山友紀が結果を出す。
右サイドから滝田にボールを預けた金山は、巧みなオフザボールの動きでマークを外し、北海道ゴールへと近づいていく。
金山からボールを預かった滝田が、ふわりとボールを浮かした技ありのパスでフリーとなった金山にボールを返すと、最後は金山が倒れ込みながら右足ボレーで合わせ、サイドネットを揺らすことに成功した。
【北海道2−2町田】
その後は、NO9横江怜のフリーキックから金山、相手陣内でボールを奪った中井が決定機を作り出すが、得点を奪う事は出来ずに試合は進んだ。
どうにか追加点を奪い、再度リードする状況を作りたい町田だったが、均衡を破ったのは北海道だった。36分、町田のパスを奪った室田がドリブル突破からシュートまで持ち込み、3点目をスコアボードに刻み込むと、37分には、ハーフラインを越えてパス回しに加わったイゴール不在のゴールへと、ゴレイロ関口のパントキックが吸い込まれた。
【北海道3−2町田】
【北海道4−2町田】
失点直後からNO16篠崎隆樹をゴレイロにパワープレーを敢行した町田だったが、北海道ネットは揺れることなく試合終了のブザーが鳴り響いた。
後半スコア【北海道3−1町田】
合計スコア【北海道4−2町田】
町田の無敗記録は「8」でストップ。13節を終えた時点での順位は、8勝2分け3敗、勝ち点26の第2位と好位置をキープしてはいるが、全12チーム中2位から8位までのチームが勝ち点7差の中に犇めく状況だ。
「ホームの熱い応援が勝利を引き寄せる!」
次節第14節の会場はホーム町田市立総合体育館にて2015年7月26日(日)16時キックオフ。対戦相手は今シーズン1回目の戦いでは引き分けているデウソン神戸。
前節ではなかなか選手たちのギアが上がらない試合となったが、今度は序盤から素晴らしいパフォーマンスを披露してくれるに違いない。
「勝て! ペスカドーラ町田!」
写真:橋本健(はしもとたけし)
*今回のマッチレポート写真は、第13節エスポラーダ北海道戦の写真ではございません。
記事:早川治(はやかわおさむ)
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