【マッチレポート】
前半開始から14分。スコアレスで試合は進んでいた。町田は高い位置からプレスを積極的にかけていく。少ないタッチ数でボールを動かし、チャンスを窺う町田に対し、大阪はじっくり、粘り強く対応を続け、ボールを奪えば素早いカウンターで町田ゴールへと襲い掛かる。
残り時間は26分、誰が合計13回もネットが揺れるという試合の結末を予想することが出来ただろう?
15分、NO10ボラの右足がゴールラッシュの幕を開ける。【町田1−0大阪】
同15分、大阪陣内右サイドで得たキックインの場面で岡山監督はタイムアウトを申請する。メンバーが変わり、セットプレーセットがピッチへと入っていく。
そのセットが結果を出す。NO5甲斐修侍の左足からのパスにボラが中央で合わせ、連続得点を決めた。【町田2−0大阪】
前半スコア【町田2−0大阪】
「後半戦」
町田の勢いは止まらない。前線からの激しいプレスでボールを奪ったNO8滝田学が豪快に右足を振り抜き、ネットの形を変える。【町田3−0大阪】
残り時間14分52秒からパワープレーを開始した大阪に対し、26分、アウトボールとなったボールを素早くピッチへと戻し、前線へと走るNO6本田真琉虎洲へとNO1イゴールが正確なスローイングでフィードすると、本田がヘディングで合わせ、4点目をスコアボードに刻み込んだ。【町田4−0大阪】
27分には、パワープレーからNO4森秀太に得点を許してしまうが、33分、イゴールのパントキックがパワープレー返しを成功させた。【町田5−1大阪】
34分にはNO7金山友紀【町田6−1大阪】、35分に滝田【町田7−1大阪】、37分本田【町田8−1大阪】、38分イゴール【町田9−1大阪】が得点を決め、試合を決定づけた。
【金山が右足でパワープレー返しを決める】【町田6−1大阪】
【滝田が左足で今試合2得点目】【町田7−1大阪】
【イゴールからのスローに本田が合わせ、2回目のヘディングシュートを決める】【町田8−1大阪】
【イゴールがパントキックで2回目のパワープレー返しを成功させる】【町田9−1大阪】
最後まで諦めない大阪は3得点を奪い、5点差まで詰め寄るが、町田がリードを守りきり勝利を手に入れた。
後半スコア【町田7−4大阪】
合計スコア【町田9−4大阪】
次節は町田でのホームゲーム、対戦相手はフウガドールすみだ。今季1回目の対戦では死闘を制し、アウェイでの貴重な勝ち点3を手に入れた町田だったが、現在3位のすみだには数多くのタレントがいる。厳しい試合になることは間違いないだろう。
東京ダービーのキックオフ時間は、2015年8月8日(土)16時だ。
「勝て! ペスカドーラ町田!」
写真:橋本健(はしもとたけし)
*今回のマッチレポート写真は、第15節シュライカー大阪戦のものではございません。
記事:早川治(はやかわおさむ)
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