第5節
  第6節

2017年7月9日(日)/14:30試合開始/墨田区総合体育館/観客1,085人
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03分:西谷良介
06分:ルイジーニョ
07分:齋藤功一
14分:ヴァルチーニョ
15分:ヴァルチーニョ
35分:ヴァルチーニョ
36分:ルイジーニョ
37分:ヴァルチーニョ

背番号
選手名
PS
先発
1
ピレスイゴール
GK
3
森谷優太
FP
7
金山友紀
FP
9
横江怜
FP
10
中井健介
FP
11
室田祐希
FP
12
小野寺優介
GK
18
西村祐飛
FP
19
宮崎貴史
FP
20
原辰介
FP
23
中村充
FP
99
森岡薫
FP
 
背番号
選手名
PS
先発
1
篠田龍馬
GK
 
2
関口優志
GK
4
酒井ラファエル良男
FP
5
星龍太
FP
7
安藤良平
FP
10
ヴァルチーニョ
FP
11
ルイジーニョ
FP
13
ラファ
FP
14
西谷良介
FP
15
吉川智貴
FP
17
八木聖人
FP
18
齋藤功一
FP

DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節
名古屋オーシャンズ戦 ハイライト動画

【マッチレポート】





 最初の決定機を作ったのは町田だった。カウンターで右サイドを駆け上がる室田祐希が中央ゴール前フリーとなった横江怜へとパスを通す。
 歓声と悲鳴が入り混じる。ゴールの瞬間を確信し、拳を突き上げる町田サポーターもいたほどの決定的シーンだったが、横江のシュートは僅かに枠を捉えることが出来ない。





 ピンチを乗り切った名古屋が先制点を奪う。室田のボールを奪った西谷良介が巧みなパスフェイントからドリブルで持ち込み、左足で町田ネットを揺らした。



【町田0−1名古屋】 <2分07秒:西谷良介>

 先制点を奪われはしたものの、悪い立ち上がりではなかった。中井健介のヘディング、森岡薫のシュート、そして室田のドリブルで名古屋ゴールへと向かう町田はチャンスを作り続けたが、またも結果を出したのは名古屋。






 町田のミスパスを奪ったルイジーニョが技ありのループシュートで2点目をスコアボードに刻み込むと、更に6分25秒、前線から激しいプレスをかけ、高い位置でのボール奪取に成功した齋藤功一の左足シュートが町田ネットの形を変える。

【町田0−2名古屋】 <5分38秒:ルイジーニョ>
【町田0−3名古屋】 <6分25秒:齋藤功一> 

 失点直後、悪い流れを断ち切る為に岡山孝介監督はタイムアウトを申請する。すると、西村祐飛からのパスを受けた原辰介が完璧な切り返しでヴァルチーニョのプレスをかわし、決定的シーンを作り出す。





 素晴らしいプレーに会場が沸く。完全にフリーとなった原だったが、左足で放ったシュートは枠を捉えることが出来ない。



 今試合、町田にとっての決定的なチャンスは数多くあった。しかし、結果が生まれない。
 外国人選手二人の激しいプレッシングを受けながらも、巧みな足技でボールを保持し、最後は自身のシュートでゴールを狙う西村。



 森岡からのボールを受け、強烈な右足シュートを放った森谷優太。宮崎貴史との突破から果敢にゴールへと向かう西村。そして、フリーキックの場面からのこぼれ球に反応した金山友紀のシュート。
 チャンスは作り出すものの、名古屋の守護神関口優志がファインセーブの連続で町田にきっかけを掴ませない。







 対照的に各チャンスを確実にものにしたのが名古屋だ。フリーキックから、流れの中から、カウンターから、そして、町田のパワープレーに対する2度のパワープレー返しの成功を含めた大量8得点を奪った名古屋が今シーズン初対戦を制した。 









合計スコア【町田0−8名古屋】

・・・・・

「大差はついてしまいましたが、点差ほどの差はないと思うので、悲観せずにまた頑張っていきたいと思います」。試合後記者会見での岡山監督コメントだ。

 確かに試合内容としては、名古屋が圧倒的に攻め続けたという訳ではなかった。けれども結果は「0対8」。「完敗」という言葉を使っても語弊はないだろう。



 森岡キャプテンの記者会見コメントも抜粋にて掲載する。

「自分たちが試合を優位に進めることが出来る展開があったにも関わらず、それをものに出来なかったことが、すみだ戦、名古屋戦での結果に繋がっていると思います。チャンスを活かすチームが勝つのがフットサル。決めれば勝つ。決めなければ負けます」。

・・・・・

「叩かれて、これが良かったなと言えるように練習から日々やっていくだけです」。



 得点力、守備力、怪我人の問題。開幕戦終了後、「厳しいシーズンになる」とインタビューで答えたキャプテンのコメント通りの状況に直面している町田だが、選手のみならず、町田を支えるサポーター全員が心からの応援を続けていけば、長いシーズンを終えた時、黄色の戦士たちは、必ずや私たちに素晴らしい結果をプレゼントしてくれるに違いない。





「勝て! ペスカドーラ町田」

・・・・・ 第6節を終えた時点での順位等

順位:12チーム中6位
勝ち点:10 − 首位名古屋オーシャンズ(以下名古屋):16
勝敗数:3勝1分2敗 − 名古屋:5勝1分0敗
総得点数:21点 − 名古屋:26点
総失点数:16点 − 名古屋:10点
得失点差:+5 − 名古屋:+16

写真:橋本健(はしもとたけし)
記事:早川治(はやかわおさむ)
◆オフィスオサム:http://www.officeosamu.com/