第9節
  第10節

2017年8月6日(日)/17:00試合開始/町田市立総合体育館/観客1,507人
8
5
1
2
3
1

室田祐希:05分
宮崎貴史:07分
宮崎貴史:07分
 
中村充:15分
篠崎隆樹:20分
森岡薫:34分
金山友紀:36分
横江怜:40分
 

 
 
 
09分:柴田祐輔
 
 
 
 
 
40分:上福元俊哉

背番号
選手名
PS
先発
1
ピレスイゴール
GK
3
森谷優太
FP
5
篠崎隆樹
FP
7
金山友紀
FP
9
横江怜
FP
10
中井健介
FP
11
室田祐希
FP
12
小野寺優介
GK
19
宮崎貴史
FP
20
原辰介
FP
23
中村充
FP
99
森岡薫
FP
 
背番号
選手名
PS
先発
5
皆本晃
FP
6
関尚登
FP
7
内田隼太
FP
8
上福元俊哉
FP
11
岡山洋介
FP
13
渡邉知晃
FP
15
飛騨龍典
GK
17
マルキーニョ
FP
20
山田正剛
GK
21
柴田祐輔
FP
25
完山徹一
FP
55
花嶋悠
FP

DUARIG Fリーグ2017/2018 第10節
府中アスレティックFC戦 ハイライト動画

【マッチレポート】

 「チャンスを活かすチームが勝つのがフットサル。決めれば勝つ。決めなければ負けます」。
 今シーズンの第6節対名古屋戦後の記者会見でキャプテン森岡薫が口にした言葉だ。



 試合結果はこの記事の前の試合結果に掲載されている。「8対2」。強敵府中を相手に町田は大勝を収めた。

 しかし、もし府中が決定機をものにしていたら、また、そうさせなかった町田の守備が無かったら、試合結果はまた違ったものになっていたかもしれない。

「決めれば勝つ。決めなければ負ける」。その言葉通り、チャンスをものにし続けた町田が3連敗後の3連勝を手に入れることに成功する。




「前半戦」

 先制点を奪ったのは町田。4分13秒、左サイドで得たキックインの場面でキッカー横江怜が森岡薫にサインを送る。小さく頷いた森岡の右足へと横江からのボールが向かう。



 森岡が右足ボレーで合わせたシュートは、一度はポストに弾かれるものの、こぼれ球にいち早く反応した室田祐希がボールを向かうべき方向へと押し戻す。



【町田1−0府中】 <4分13秒:室田祐希>

 幸先の良いスタートだ。しかし、前節同様、得点直後に府中が決定的シーンを作り出す。
 前節では失点したが、今節は違う。左サイドから完山徹一が強烈なシュートを放つ。そのシュートをイゴールが一度は防ぐが、こぼれ球が向かった先は日本代表皆本晃の足元だった。会場から悲鳴が聞こえる。だが、皆本のシュートを森岡が身体を張って弾き返す。



「むろたっ!!」スタンドにまで聞こえる声で森岡が檄を飛ばす。「決めさせない」為のキャプテンのハードワークが一気に試合の流れを引き寄せていく。

 その後は町田のゴールが続いた。右サイドで得たキックインの場面、完全にボールウォッチャーとなった府中選手の裏から飛び出した宮崎が2点目をスコアボードに刻み込むと、更にその55秒後、今度は中井健介とのハイプレッシャーから府中選手のミスを誘い、またも宮崎がネットを揺らすことに成功する。



【町田2−0府中】 <6分03秒:宮崎貴史>





【町田3−0府中】 <6分58秒:宮崎貴史>

 9分には府中柴田祐輔に得点を許してしまうが、15分には森岡のカウンター攻撃から森谷優太、中村充と繋ぎ、再度リードを3点差に広げた。



【町田4−1府中】 <14分05秒:中村充> 

 前半終了間際にも町田がネットを揺らす。イゴールからのスローを受けた篠崎が左足で合わせ府中ネットの形を変え、4点リードで前半戦を終える。



【町田5−1府中】 <19分41秒:篠崎隆樹> 

前半スコア【町田5−1府中】

「後半戦」

 後半早々府中が決定機を作り出す。イゴールと1対1の場面を作った柴田祐輔の強烈なシュートが町田ゴールへと向かうが、ボールはポストに弾き返されてしまう。

 それに対し、町田は結果を手に入れる。イゴールからのスローを受けた森岡がゴレイロとの1対1を冷静に制し追加点を奪う。



【町田6−1府中】 <33分26秒:森岡薫>

 町田の勢いは止まらない。残り時間8分からパワープレーを開始した府中だったが、得点を奪ったのは町田。金山友紀がハイプレッシャーでボール奪取に成功すると、森岡、中井と繋ぎ、最後は金山がお手本のようなファー詰めで7点目を奪う。





【町田7−1府中】 <35分56秒:金山友紀>

 今試合町田最後のゴールシーンの演出を手掛けたのは横江怜。パワープレーの攻撃を奪うと、丁寧に狙った右足シュートで無人のゴールへとボールを流し込んだ。  



【町田8−1府中】 <39分46秒:横江怜>

 やはりホームでの勝利は格別だ。1507人という大観衆が見守る中、強敵府中を相手に大勝を収めた黄色の戦士たちはサポーターの元に笑顔で向かった。





後半スコア【町田3−1府中】
合計スコア【町田8−2府中】

・・・・・

 第11節大阪戦では王者を相手に「4対0」で勝利を収めた町田。チームは4連勝と波に乗っている。

 2017年8月27日(日)第12節の対戦相手は名古屋オーシャンズ。アウェイ武田テバオーシャンアリーナで「元名古屋」選手たちはどのようなプレーをみせてくれるのだろう?



 今シーズンのリーグ戦、名古屋は一度も敗戦を経験していない。初の黒星がつく瞬間、勝ち点差を「6」へと縮め、笑顔でピッチに立っているチームはペスカドーラ町田だ。



「勝て! ペスカドーラ町田」

・・・・・ 第10節を終えた時点での順位等

順位:12チーム中5位
勝ち点:19 − 首位名古屋オーシャンズ(以下名古屋):28
勝敗数:6勝1分3敗 − 名古屋:9勝1分0敗
総得点数:38点 − 名古屋:48点
総失点数:29点 − 名古屋:12点
得失点差:+9 − 名古屋:+36

写真:橋本健(はしもとたけし)
記事:早川治(はやかわおさむ)
◆オフィスオサム:http://www.officeosamu.com/